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婚約指輪の宝石の選び方

婚約指輪はなぜダイヤモンド?どう選ぶ?

婚約指輪は、結婚指輪と違って宝石があしらわれていることが一般的です。その由来については婚約指輪ってそもそも何?で婚約の愛の証として贈られることについて触れてきました。婚約したカップルのうち約6割が購入している婚約指輪について、ここでは装飾されている宝石が一般的にダイヤモンドである点や、装飾されているダイヤモンドの選び方について説明していきます。

  • 婚約指輪はなぜダイヤモンド?

    ダイヤモンドの語源は「征服されざるもの、何よりも強い」を意味するギリシャ語とされており、表記は“adamazein”“adamas”となります。次いでラテン語の“adamant(硬い石)”となり、その“a”がとれて“diamond(ダイヤモンド)”になったと言われています。この語源から、ダイヤモンドは天然結晶のなかで最も硬い物質として相応しい名前ですね。ちなみに和名は「金剛石」で、言語の表記方法が漢字だったアジア圏でも、古来より親しまれてきたことが分かります。

    ダイヤモンドが婚約指輪に使われる理由

    ダイヤモンドの石言葉は「純潔」「清浄無垢」「純愛」「永遠の絆」です。石言葉には諸説あり、数千年前から受け継がれてきたものもあれば、近年になってから付けられたものもあるため、表現が難しいのも事実です。ですが、貴石のなかでも産出量の少ない希少な五大宝石の一つとして数えられているダイヤモンドの石言葉には、説得力があります。ダイヤモンドはくもりのない透明度と、その石の硬さから、強固な関係を築きたい何よりも大事な相手に贈る習慣になったようです。

  • ダイヤモンドの輝きは何で決まる?

    ダイヤモンドはその美しい輝きが魅力です。ダイヤモンドの輝きは、光を取り入れ、内側で反射を繰り返して生じるものです。したがって、どれだけの採光と反射の集約ができるか、光が最終的に出ていく石の面がどこになるかで、そのダイヤモンドの輝きの美しさが決まります。これには、カットが重要な要素になります。現在、カットの種類は厳密に数えることができないほどたくさんあります。そのなかでも、有名なカットをいくつか紹介します。最も美しい輝きを生み出すとされているブリリアントカットは、大きく分けて5種類あります。他にもスクエアな四角い形状のラジアンカットやエメラルドカット、星型のスターカットなど、宝石の性質とジュエリーとしての製品化を基準にカットが施されます。やはりダイヤモンドには、全ての光源を内側で乱反射させ、上面から輝きを放つブリリアンカットが最適です。

    ダイヤモンドの輝きはスゴイの?

    宝石の美しさの指標の一つに屈折率があります。正確には、高屈折率を生み出すカットが指標となりますが、鉱物である宝石は、結晶となっている成分の結びつき方次第で屈折率も変わってきます。ダイヤモンドの屈折率は、等軸晶系の鉱物としての空気に対する相対屈折率を指し、方位などによる変動値が少ない特徴を持っています。ダイヤモンドの屈折率は2.42と高く、採光した光を内側で乱反射させてプリズム効果を生み出します。プリズム効果で虹色に輝く光を分散させるディスパーションを生み、ダイヤモンド特有の輝きを放つのです。輝きの美しさから、ダイヤモンドを生み出す自然のすごさと、長く培われてきた加工技術のすごさを実感できます。

  • ダイヤモンドの選び方

    ダイヤモンドの価値基準である4Cについては、ダイヤモンドの4Cとはで触れましたが、4Cのなかで選択基準として重視すべき点がどれになるのか分かりにくいですよね?結論から言うと、ダイヤモンドの選び方は“価格 対 4Cのバランス”になります。例えばカラットが0.3~0.6程のダイヤモンドになると相対的に比較する同程度のダイヤモンドがあまりないため、比べたいダイヤモンドの優劣が見極め難くなります。また、カラー等級もGグレード以外では無色透明に見えますし、クラリティもSV2以上では肉眼で内包物を確認できません。このことから、かなり大きなサイズのダイヤモンドであれば、そのダイヤモンドの抱える問題が見えやすくなるため、より高グレードを求めるだけの理由があるとも言えます。予算の許す範囲で、最良のものを選びたいですね。

    ワンポイントの裏石の意味は?

    裏石を選ぶ人それぞれに違った理由があります。婚約指輪のメインストーンは基本的にはダイヤモンドなので、裏石には誕生石を入れたり、婚約やプロポーズを受けた月の石を入れるケースなどがあるそうです。また、婚約指輪には裏石を入れずに、結婚指輪に入れる人も多いそうです。現在、人気が急上昇している裏石は、サファイアです。これは“サムシング・ブルー”といって、ヨーロッパの結婚の時のおまじない“サムシング・フォー”のうちの一つで、青いものを身につけることで永遠の幸せが続くという考え方から、裏石にサファイアを選ぶ人が増えているそうです。ダイヤモンドの婚約指輪にも、ワンポイントで取り入れてみてもいいかもしれませんね。