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なぜ男だけ贈るの?婚約指輪の素朴な疑問

男性が女性に婚約指輪を贈るのは、結婚をするまでの間、女性の心をつなぎとめておくためです。古代ローマ時代には、すでに婚約指輪を贈る風習があったとされています。しかしながら、やがて「女性の心をつなぎとめておくため」という意味合い自体が形骸化し、一方で婚約指輪を贈るという風習だけは拡大。昭和中期には、日本にも風習だけが輸入されてきた形です。

以下、「なぜ男だけ婚約指輪を贈らなければならないの?」と疑問を持つ男性のために、改めてその歴史的背景、および現代における婚約指輪の位置づけ等について解説します。

  • なぜ男だけ?婚約指輪を男が贈るようになった歴史
  • 口には出さない男性陣の不公平感
  • 婚約指輪にこだわらない女性も増えてきた

なぜ男だけ?婚約指輪を男が贈るようになった歴史

男性が女性に婚約指輪を贈るようになったのは、古代ローマ時代にさかのぼると言われています。女性の心をつなぎとめておくために、男性は女性に婚約指輪を贈るようになりました。

婚約指輪の歴史

婚約指輪の起源は定かではありませんが、すでに古代ローマ時代にはその風習があったと言われています。

当時、婚約指輪は鉄で作られていました。鉄は「約束を守る」という意味が込められた象徴的な金属。男性は女性と結婚するという意志を守り、女性は未来の夫に対して純潔を守る、という意味で婚約指輪が贈られていたようです。

また当時は、左の薬指の血管が心臓に直結している、と考えられていた時代。彼女のハートをつなぎとめておきたいという意味で、男性から女性に婚約指輪を贈る風習が定着したとも考えられています。

日本における婚約指輪の風習

古代ローマにおける婚約指輪の意味は、時代とともに廃れていくことに。その一方で、男性から女性に婚約指輪を贈る、という風習だけは時代を超えて残り続けました。

1960年頃には、日本の一部にその風習が伝来。1970年代には、ある大手ダイヤモンド会社が「給料の3ヶ月分」というキャッチコピーを付けて婚約指輪を宣伝。これをきっかけに、日本でも「男性から女性に婚約指輪を贈るもの」というイメージが浸透したと言われています。

口には出さない男性陣の不公平感

男性が女性に婚約指輪を贈るもの、という風習に対し、不公平感を覚えている男性も少なくありません。「一生に一回なんだし、婚約指輪くらい、いいじゃないのよ」という女性陣のもっともな意見と、結婚生活を見据えた経済的リアリティとの狭間において、男性陣は頭を抱えています。

なぜ男が負担するのか?という根源的な疑問

結婚とは、男性の一方的な思いだけで実現するものではありません。男性と女性との合意に基づき、平等感の中で交わされる生涯の契りです。

一方で現実問題として、婚約指輪、結婚指輪、挙式、披露宴、新婚旅行、新居の用意など、結婚を巡っては様々な出費が生じます。もちろん、男性も女性も協力し合ってこれら資金を工面する訳ですが、それら出費の中で、なぜか婚約指輪は男性が買うものという風習があります(多くの場合、結婚指輪も)。

結婚はもちろん、婚約も男女の合意で結ばれるもの。それなのに、なぜ男性が婚約指輪の全額を負担するの?という根源的な疑問は、大なり小なり、多くの男性の頭の中にあるでしょう。

結婚生活の資金に回したいという現実感

単に不平等感という問題なら、やがて時間が解決するでしょう。しかしながら不平等感とは別の問題として、「結婚生活に回すべき資金を使ってまで婚約指輪を買うべきか?」という疑問も、一部の男性陣の頭の中にはあります。

お金に余裕がある男性ならば問題ありませんが、そうでない男性の中には「婚約指輪に回すお金を、家賃や家電製品等の購入費用に充てたい」と、現実面ばかりが頭を巡ってしまう人もいることでしょう。

婚約指輪にこだわらない女性も増えてきた

そのような男性陣に朗報となるでしょうか?昨今では、現実面を重視する女性が非常に多くなってきました。婚約指輪に費やすお金を別の用途に費やそう、と考える女性が急増しています。

現実的なお金の使い道

婚約指輪に回すお金を披露宴に回して、みんなに喜ばれる華やかな式にしたい、という女性が増えてきました。あるいは、新婚旅行をその分ゴージャスにしたい、という女性の意見も見られます。新生活のための引っ越し費用、敷金礼金、家電製品の購入費用にしよう、という現実的な女性もいるようです。

お金を使わないで欲しいという女性も

婚約指輪はもとより、なるべくお金を使わないようにして欲しい、という女性も増えています。「もったいないから貯金して」という堅実な女性や、「婚約指輪の代わりに婚姻届けをください」という温かい女性もいます。

【まとめ】

なぜ男だけ?婚約指輪を男が贈るようになった歴史

婚約指輪を贈る風習は、すでに古代ローマ時代にありました。結婚まで女性の心をつなぎとめておくため、という意味合いで婚約指輪が贈られるようになったとされています。日本で婚約指輪が一般化するきっかけとなったのは、1970年代、あるダイヤモンド会社が行なった婚約指輪の宣伝です。

口には出さない男性陣の不公平感

婚約は双方の合意がもとで交わされるものなのに、なぜ男だけが婚約指輪を贈るのか、という疑問を持つ男性もいます。中には不平等感を覚える男性や、婚約指輪の資金を現実的な用途に使いたいと考える男性も少なくありません。

婚約指輪にこだわらない女性も増えてきた

昨今の女性の中には、婚約指輪への資金を、より有効な用途に使いたいと考える人も増えてきました。披露宴の演出、新婚旅行の費用、新生活の準備資金等です。