「カルティエ 銀座ブティック」へ
婚約指輪を見に行ってきた

カルティエの歴史、特徴

カルティエはイギリス国王エドワード7世によって「宝石商の王」と称えられた宝飾品の名門ブランドです。20世紀初頭から数々の由緒ある王室から御用達業者と認められ、王族のティアラの注文も受けるほどです。また、王族や貴族たちのブライダルジュエリーにも深く関わっていました。かの有名なグレースケリーのシンデレラストーリーを飾ったのもカルティエです。

その歴史を紐解くと、はじまりは150年以上前にさかのぼります。1847年、ルイ・フランソワ・カルティエによって誕生した、メゾン・カルティエは、ピエール、ルイ、ジャックの3兄弟によって世界的に注目を集め、ハイジュエラーとして広まります。特に、ジャックはインドのジュエリー文化にも関心を持ち、インドの伝統的なモチーフを生かした独自のデザインを数々生み出しました。

貴金属から時計、革製品、フレグランスと幅広いラインナップを備え、その品々はいつの時代でも男女を問わず多くの人々を魅了してきました。女性だけでなく男性にも愛されるアイテムのラインナップを持つカルティエは、まさにカップルが2人で身につけるためのブライダルリング選びにも相応しいブランドといえるでしょう。

銀座ブティックは銀座駅または銀座一丁目駅からすぐ

カルティエ銀座ブティックは、銀座一丁目駅、もしくは銀座駅が最寄り駅です。また、有楽町駅からもそれほど歩きません。銀座2丁目の交差点を目指して進むとたどり着きます。遠くからでも目立つビルディングの重厚なデザインが、銀座の品格をさらに高めているようです。

来店した土曜日はちょうど、歩行者天国となっており、いつもは自動車の往来が激しい車道も、買い物や観光などで訪れた人々で賑わっていました。この界隈はデパートやブランドショップなどが立ち並び、銀座らしい華やぎと高級感であふれています。

カルティエでは土日の予約は受けていないので、直接来店しました。電話で聞いてみたところ、土日に来店する場合には、待ち時間が2時間くらいになることもあるとのこと。スムーズに案内されたい場合には、平日に予約をするか、土日の開店時間である11時に合わせて来店すると良いそうです。

今回はあえて混雑しそうな13時くらいに訪れてみました。確かにブライダルフロアの相談ブースは賑わっていましたが、ブースの数も多いので長々と待たされることはありませんでした。もし待たされたとしても、広々としたフロアにソファもあるので、くつろいで待てそうです。

名刺をもらってご挨拶と希望のリングのヒアリング

対応してくれるスタッフが現れると、名刺をもらって早速ヒアリングが行われます。どんなリングを探しているか、好みなどを簡単に聞かれます。ざっくりと絞りこんでから、実物を出して見せてもらえるという流れのようです。ショーケースはブースとは少し離れた位置にありますが、デザインの希望がまとまっていない場合には自分たちでショーケースを見て回っても良さそうでした。

カルティエの婚約指輪の傾向

カルティエの婚約指輪や結婚指輪には、プラチナやゴールドなど、枠の素材にバリエーションがあります。プラチナは950、ゴールドはK18でイエローゴールドとピンクゴールド、ホワイトゴールドです。婚約指輪と結婚指輪を選ぶ際には、あえて素材を統一させずに、違うもの同士を合わせるのもおすすめのようです。今回気に入った婚約指輪はゴールド(ピンクゴールド)でしたが、それに合わせてプラチナの結婚指輪も勧められました。

ダイヤモンドはどれも上質なものを使用しており、カラーはDからH、クラリティ(透明度)はIFからVS2までのものしか扱っていません。今回、実際に見せていただき、試着したものもDカラー、VVSクラスのものばかりでした。

IF:10倍の拡大で発見できる内包物がない

VS2:10倍の拡大では発見がやや難しいが内包物がある

これ以上のものしか扱っていないため、肉眼では判別できません。カルティエのダイヤモンドはどれも上質なため、ダイヤ選びのポイントは、最終的にはカラット数になるようです。

婚約指輪のダイヤは何カラット?

カルティエの婚約指輪では、一概に「これくらいのダイヤが妥当」とはいえません。ブライダルフロアのショーケースの中には目を疑うほどの大きなダイヤモンドの入ったリングもありました。とはいえ、そういったリングはお値段も一般的な婚約指輪から遠く離れてしまいます。

実際に購入できそうな範囲として、試着をさせてもらったのは大体0.2~0.3カラット台のものでした。0.2カラットではやや小ぶりなイメージとなるため、枠の部分が太いものやデザインが凝っていてメレダイヤなどが入ったものと合わせた方が良いようです。枠がゴージャスだと、0.2カラット台でも寂しい印象はありませんでした。

しかし、シンプルな枠にはやはり、0.3カラットは欲しいと感じました。それ以上大きくなると、小柄な女性ではボリューム感が出すぎるようです。私自身も身長150センチで小柄、さらに手も小さめなので、0.3カラット台をおすすめされました。

サイズも実物で試せる!

これはカルティエに限らずのことかもしれませんが、リングのタイプによってサイズは大きく変わるため、サイズは実物を元に確認させてもらいました。私のリングサイズは8~9だったのですが、デザインによって10のことも。ゲージではなく、デザインごとに確認する必要がありそうです。

カルティエの婚約指輪には、ダイヤモンドに台座が付いた「婚約指輪らしい」デザインや、ちょっと変わった平打ちのデザインなどがありました。リングはそれぞれに指あたりが違い、スタッフ女性の持ってきてくれたものを自然に試着していましたが、そういったサイズ感も大体予測した上でリングを持ってきてくれていたそうです。

確かに、その日に試したリングは全て、私の指にジャストフィットしていました。ショップによっては、少しフィットしないものしかない、というケースもありますが、ここではバッチリでさすがという印象です。

憧れのカルティエの婚約指輪を実際に試着!

カルティエの婚約指輪には、それほど多くのデザインがあるわけではありません。いくつものデザインをあれこれ試着して選ぶには物足りませんが、一つひとつのリングのインパクトは大きく、ここでも気品やカルティエのブランド力を感じさせます。

ソリテール1895

ソリテール1895は、その数字からもわかる通り、カルティエの歴史を象徴する爪のデザインが特徴のリングです。ブリリアントカットのダイヤモンドが1石、4本の爪で留められています。

シンプルでストレートなアームのリングですが、ウェーブデザインの結婚指輪にもフィットします。特徴的なカルティエのデザインがベーシックでありつつもエレガントで洗練された印象を与えます。

試着をさせてもらったリングは0.32カラットのDカラー、クラリティはVVS1でした。価格は40万円~50万円台を想定しておくと良いとのことですが、ダイヤモンドの大きさ(カラット数)と品質(カラー・クラリティ)によって多少の価格の調整は可能です。ただし、カラット数を抑えすぎて、ボリューム感が出ないと印象がシンプルすぎて寂しく感じるかもしれません。0.3カラット台のものだと、婚約指輪としての存在感もあり、質の良いダイヤならではの輝きもしっかりと確認することができました。

バレリーナ

バレリーナは、カルティエらしさよりも、珍しいデザインの婚約指輪を見てみたいという方におすすめのシリーズです。どちらかといえば、華やかで可愛らしい印象を持つデザインで、中央のダイヤモンドが小さめでも存在感があります。他のお店やブランドでも、あまり見ないデザインで、ダイヤモンド1石のシンプルなリングよりもちょっと変わったリングが欲しいという人におすすめです。結婚指輪をシンプルにした人は、バレリーナでゴージャスさを加えるのも楽しいかもしれません。

バレリーナは0.2カラット台から用意することができます。実際に試着してみると、両脇のダイヤモンドが華やいだイメージを与えるため、0.2カラット台でもボリューム感が得られます。また、メレダイヤの華やかさによって中央のダイヤモンドの輝きがさらに映えるため、中央のダイヤのグレードは控えめでもわかりにくいのも特徴といえそうです。

素材に関してはプラチナ950で選んでも良いですが、ゴールドも可愛らしいイメージが際立ち、魅力的です。特にピンクゴールドのバレリーナは、可愛いデザインと相まってキュートな花嫁にピッタリと似合いそうです。

バレリーナは0.2カラット台でも50万円をオーバーするやや高めの価格帯となりますが、ゴールドを選ぶことで多少、価格を抑えることができます。デザインが気に行ったけど、予算と折り合いがつかないという場合には、デザイン優先で素材をゴールドにするという選択肢もありです。

バレリーナは、サイドビューも少し変わっていて素敵です。ボリューム感もたっぷり。

LOVEリング

1970年代にニューヨークで生まれたLOVEコレクションは、平打ちのアームに施されたビス・モチーフが印象的です。今でも人気が高く、カルティエを代表するジュエリーのデザインとして知られています。時を経ても褪せない愛の象徴をテーマに、婚約指輪としても人気。ビス・モチーフは、ブライダルジュエリーで「カルティエらしさ」を楽しむのにピッタリです。

LOVEリングの婚約指輪は、素材がゴールドとホワイトゴールドのラインナップです。アクセントとして中央にダイヤモンドが1石あしらわれており、ぐるりとビス・モチーフが刻まれています。中央のダイヤモンドは枠にピッタリとフィットするように留められているのが印象的です。

試着してみると石座が高くないため、指先を使う動作の邪魔になりにくいと感じました。また、リング全体も指にピッタリとフィットするデザインで、厚みの割に付けている感覚が少なく、指輪に慣れていない人でも快適に装着できそうです。

このシリーズはファッション性も高く、普段使いもできるので、あまり婚約指輪っぽくないのが好きな人にもおすすめです。ダイヤモンドは0.2カラット台までとなりますが、ゴールドをたっぷりと使ってボリューム感があるリングですので貧相に感じることはなく、気品が漂います。

素直な感想としては、今回、私はピンクゴールドのLOVEリングに一目惚れしてしまいました。ボリュームはあるのに指に馴染み、ピンクがかったカラーの可愛らしさも満点です。「婚約指輪ではなくファッションリングとして欲しいかも」と思いました。

こちらのLOVEリングを選ぶなら、婚約期間中には左の薬指にして、結婚式が終わったら右の手に付け替えてファッション的にするのもおすすめだそうです。左に結婚指輪、右に婚約指輪をつければ、2つのリングのデザインが合わなくても大丈夫。ひとつの指に重ね付けするのが重々しく感じる人も左右に分けると良いかもしれません。

ただし、LOVEリングの価格帯はゴールドなのに意外と高く、基本的に50万円を超えます。カルティエのリングですから、基本的に高額なのはもちろんですが、地金をたっぷりと使っているのも理由だそうです。

カルティエの婚約指輪の価格帯

カルティエで婚約指輪を選ぶ場合には、価格帯は大体50万円前後を見積もっておきたいものです。スタッフさんの説明によると、デザインやダイヤモンドのカラット数によっては30万円台後半~用意できることもあるそうですが、実際に満足の行くものを選ぶとなると40万円以上はみておく方が無難だと感じました。

今回見せていただいた婚約指輪でも、シンプルなデザインであればダイヤのカラット数を確保したいし、ダイヤの大きさを抑えられるデザイン性の高いものはそもそも高めの価格帯でした。カラット数やデザインで満足の行くものを選びつつ価格を抑えるなら、ダイヤモンドのグレードを下げることになりますが、そもそも上質なものしか扱っていないため、大幅な値下げは期待しづらいでしょう。

カルティエで婚約指輪を選ぶなら

カルティエの婚約指輪は、ブランドイメージが押し出されたようなデザインやカルティエのデザインとして広く知られたユニークなものが多く、カルティエを好む人には憧れとなるものばかり。とはいえ、デザイン自体はシンプルなものからゴージャスなものまで、ひと通りのデザインはそろっています。カルティエ一択ではない方でも、一度見てみると気に入るものが見つかるかもしれません。

価格に関しては、さすがにハイジュエラー。他のブランドなどと比べると最低価格がやや高めです。ある程度、予算には幅を持つことをおすすめします。また、婚約指輪と結婚指輪をセット購入する計画であれば、2種類の総額で相談すると予算の範囲内で柔軟に対応してもらえますので先に購入価格を決めておくのも良いでしょう。

カルティエの基本情報

店舗名 カルティエ 銀座ブティック
住所 〒104-0061東京都中央区銀座2-6-12
アクセス 記載がありませんでした
営業時間 平日12:00~20:00/土日祝11:00~20:00
定休日 記載がありませんでした
電話番号 03-5159-3200