王侯貴族やセレブに愛されるハイジュエラー
1858年創業のパリの老舗ジュエラー。創業者フレデリック・ブシュロンはパレ・ロワイヤルにブティックを構えると、自然をモチーフにしたアール・ヌーボー風のジュエリーを次々と世に送り出します。1878年のパリ万博にネックレス「フォーリッジ」を出品。ダイヤモンドとサファイアを贅沢に使った技術力の結集ともいえる作品はグランプリを獲得しました。1893年にはパリ・ヴァンドーム広場にいち早く出店して、ハイジュエラーとして不動の地位を築きました。
プシュロンに生涯を捧げる卓越した職人
長い年月をかけて一人の職人を一人前の職人へと育てあげるプシュロン。最低12年の修行を積むため、そのほとんどがプシュロンでのジュエリー創りに生涯を捧げるのだとか。時代を超えて受け継がれた技術は、時代を先取りする革新的なジュエリーを次々と生み出していきます。プシュロンのジュエリーは、職人たちの卓越した技術力に支えられていると言っても過言ではありません。そんな彼らに敬意を払い、ジュエリーを発表する時に、職人の名を付記することも珍しくないそうです。
他のダイヤモンドと一線を画す極上の輝き
創業当時から、ダイヤモンドの品質に強いこだわりを持ち、貴重な宝石があると、真っ先にプシュロンに持ち込まれたほどでした。プシュロンの宝石を支える人物が、宝石購買ディレクター、ティエリー・ロベール。独自の品質基準に従って選定したダイヤモンドは「他とは全く輝きが違う」と称賛されるほど。プシュロンのブライダル・コレクションは、高クオリティのダイヤモンドを活かしたデザインが多く、贅沢な輝きが世界中のセレブを魅了してやみません。