ブランドコンセプトは「愛・美・夢」
パリの五大宝飾店にあげられる、ヴァン クリーフ&アーペル。1906年、パリのヴァンドーム広場に初のブティックをオープンすると、繊細で芸術性の高いジュエリーを世に送り出してきました。愛・美・夢をブランドテーマに、1968年、代表的なコレクション「アルハンブラ」が生まれます。メゾンを象徴する幸運の四葉をモチーフにしたデザインは、エレガンスで華やか。モナコ王室を始めとする世界のセレブに愛され続けています。
芸術性を高めるミステリーセッティング
1930年、新しいセッティング技法、「ミステリーセッティング」を開発して、ジュエリー界に革命を巻き起こします。表面に爪が見えないセッティング法で、ダイヤの裏側に切り込みを作り、そこに地金を入れて固定させる方法です。高度な技術を必要としますが、爪を隠すことで、今までにない滑らかさと立体感的が生まれ、より華やかで芸術性の高いジュエリーとなりました。1933年に特許を取得。多くのジュエリーを創り出しています。
プラチナとダイヤの絶妙なコンビネーション
芸術性の高さは、ダイヤモンドへのこだわりにも現れています。ダイヤは4C基準をクリアした高品質のものだけを使用。カラーのグレードは無色に近いD・Eクラス。透明度は不純物が極めて少ないFL~VVS2ランクです。このこだわりは、創業当時から一貫して守り通しています。さらにプラチナは、含有率95%の純度の高いものを使用。ピュアな輝き、シルバーとホワイトの独特の色合いは、ダイヤとの相性が抜群。まばゆいほどの輝きを与えます。