ダイヤモンドなしの婚約指輪は、あり? なし?

ダイヤモンドあり派・なしでもOK派の様々な意見

婚約指輪と言えば、ダイヤモンド付きと考えるのが一般的。でも最近、ダイヤモンドなしの婚約指輪でもOK、という女子が増えてきたようです。

婚約は、一生の一回しかないイベントなので、ダイヤモンドなしの指輪となると、ちょっと寂しい感じもしますよね…。

ここでは、ダイヤモンドなしの婚約指輪について、多くの女子たちはどのように考えているのか、様々な意見を集めてみました。

まずは、ダイヤモンドあり派・なしでもOK派の様々な意見を見てみましょう。

ダイヤモンドあり派

• 婚約指輪は、ダイヤモンドがあったほうがいいです。でも普段使いもしたいので、ダイヤモンドが埋め込まれているタイプがいいですね。(32歳)
• 最初はダイヤモンドなしでもいいかなと思ったのですが、結局、ダイヤモンドありを購入。仕事でパソコン操作のとき、ダイヤモンドが目に入るとウキウキします。(27歳)
• だって婚約指輪ですよー。一生に一度のことだし、やっぱり派手にいきたい。ダイヤモンド付きの指輪なんて、あとは一生買わないんだし。(23歳)
• 小粒でもいいので、ダイヤモンドはついているほうがいいと思います。婚約指輪という特別感が欲しいです。(30歳)
• ダイヤモンドがついていない指輪なんて、婚約指輪とは言えません。小さくてもいいので、ダイヤモンドは必要です。(35歳)

ダイヤモンドなしでもOK派

• 宝石に興味がなく、また仕事もハードなので、プラチナだけの婚約指輪にしました。まったく不満はありません。(28歳)
• 値段のこともあり、ダイヤモンドではなく誕生石を入れました。ダイヤモンドがなくても、二人の気持ちが込められていれば良いのでは?(34歳)
• 結婚後も普段使いしたいので、ダイヤモンドなしの婚約指輪を選びました。ダイヤモンドを入れるにしても、邪魔にならないものがいいと思いますよ。(33歳)
• デザインで選ぶのが一番です。ダイヤモンドがついていなくても、そのデザインを気に入ったのなら婚約指輪にしてもいいと思います。(25歳)

ダイヤモンドなしでもOK派は61%

ブライダルリングメーカーが、全国100人の20～50代の女性を対象に、「あなたはダイヤモンドあり派? なしでもOK派」に関するアンケート調査を実施しました。

Q:「ダイヤモンドなしの婚約指輪。あなたなら、正直どう思う?」

• なしでも構わない…61%
• あったほうがいい…39%

驚くべきことに、「ダイヤモンドなしでも構わない」と回答した女性は、全体の61%にものぼりました。

ただし、このアンケート結果で注意すべき点が一つ。61%の女性は、「なしでも構わない」と応えているだけであって、「なしにして欲しい」と言っているわけではありません。逆に、39%の女性は「ありにして欲しい」と言っています。

仮に、「どちらかと言えばダイヤモンドありのほうがいい」という選択肢も用意していたならば、まったく違った数字になっていたかも知れませんね。

ダイヤモンドありの気になる値段

ダイヤモンドありの婚約指輪と、ダイヤモンドなしの婚約指輪とを比較した場合、当然ですが、ダイヤモンドありの婚約指輪のほうが値段は高額になります。では、どのくらい高くなるのでしょうか?

単純計算で約3倍の値段に

• ダイヤモンドあり…1本36万円くらい
• ダイヤモンドなし…1本12万円くらい

ダイヤモンドありの婚約指輪は、ダイヤモンドなしの婚約指輪に比べて3倍程度の値段になるでしょう。ただし、この数字は、あくまでも推定値であることに注意してください。

ダイヤモンドありの婚約指輪と、ダイヤモンドなしの婚約指輪の値段を、単純に比較することはできません。なぜなら、ダイヤモンドの値段は、大きさやデザイン、既製品かオーダーメイドかなど、様々な要素によって大きく異なってくるからです。

よって、それらの価格を比較した調査なども存在しません。

そこで上記の価格差については、単純に婚約指輪の価格相場と結婚指輪の価格相場とを比較してみた、ということです。

多くの人は、婚約指輪に「ダイヤモンド入り＋プラチナ素材」を選び、結婚指輪に「プラチナ素材」を選んでいます。
これらの相場を比較したときの差額が、ダイヤモンドありとダイヤモンドなしの差額になるのではないか、と推定した次第です。

実際の価格差を知りたい場合には、ブランドに直接問い合わせてみましょう。

「ダイヤモンドあり」を選ぶほうが無難

婚約指輪は、男性から女性に贈るもの。二人の価値観が共有できていれば、ダイヤモンドありでも、ダイヤモンドなしでも、誕生石でも、なんでも構いません。
ただ、「どちらかと言えばダイヤモンドありのほうがいい」と考えている女性が多い可能性があることは、男性陣、忘れないようにしましょう。

女性は婚約指輪を贈られるとき、パートナーの出費のことも心配しています。気を遣って「ダイヤモンドなしでもいい」と自分に言い聞かせている面もなきにしもあらずです。

一生に一度の大切な婚約指輪。迷ったらスタンダード、つまり「ダイヤモンドあり」の婚約指輪を選ぶほうが無難ではないでしょうか?