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婚約の挨拶に伺う時に覚えておきたい基本知識

きちんと段取りを踏んで失敗のない挨拶を

結婚は究極的には本人同士の問題ですが、現実的には家と家との結婚である面も否めません。よって婚約を交わすに及んでは、お互いにお互いの親に挨拶に伺うのが常識です。ここでは、相手の親への挨拶の基本的な立ち振る舞いを解説します。段取りをきちんと踏んで、失敗のない挨拶をしてください。なお以下では、男性から女性の親への挨拶を想定していますが、逆の場合でも基本的には同じ考え方です。

【挨拶の準備】ぶっつけ本番はNG

互いの親への挨拶を、ぶつけ本番で行なうのはNGです。かならず必要な準備を整えたうえで挨拶に伺うようにしましょう。挨拶の準備として、以下の5点を確認してください。

挨拶に伺う日程を決める

先方の親の予定なども考慮のうえ、挨拶に伺う日時を決めましょう。先方から日時の指定があれば、それに合わせるのがベストです。訪問時間は、夕食にかからない午後2時ごろかベストです。

男性の基本的な情報を、女性は自分の親に伝えておく

男性の情報について事前に親に伝えておくべきことは、きちんと伝えておいてください。たとえば、男性がシャイで話下手なこと、男性には片親しかいないことなど…。男性に関するある程度の情報を共有しておいたほうが、挨拶当日の流れは円滑に運びます。

自分の親の性格や価値観などを、女性は男性に伝えておく

女性の親の性格や価値観を事前に知っていたほうが、男性は挨拶をしやすくなります。主観ではなく客観的に見たときの親の性格を、男性に伝えておくようにしましょう。

男性は手土産を用意する

女性の親の好みを聞き、それに合わせた手土産を用意しておきましょう。値段の相場は3,000円程度。あまり高価なものを持参する必要はありません。お菓子やお酒などを用意しておくのが一般的です。

その他の形式を整える

当日の二人の服装やヘアスタイル等を、事前に打ち合わせしておきましょう。伺う家が遠方の場合には、ホテルの予約なども忘れないようにしてください。

【挨拶当日】立ち振る舞いの基本

いよいよ挨拶当日。失敗のないよう、次に紹介する8点をよく確認しておいてください。

約束の時間を守る

訪問時間をかならず守りましょう。5分以上遅刻する場合には、連絡を入れるのがマナー。逆に到着が早すぎるのも良くありません。約束時間ちょうど、または2~3分遅れくらいで到着するようにしてください。

玄関先で挨拶をする

お宅にあがる前に、まずは玄関で女性が男性を親に紹介します。男性は挨拶とともに、簡単な自己紹介をします。なおコート類は玄関に入る前に脱いでおくようにしましょう。

下座に座る

通された部屋が洋室の場合は、ドアに一番近い席が下座です。和室の場合には、床の間から一番遠い席が下座です。ただし、あえて先方が上座を勧めてきた場合には、恐縮しながら上座に座っても失礼ではありません。

最初は歓談から始める

着席してすぐに本題に入るのはNG。まずは差し障りのない歓談から入りましょう。

歓談が途切れたら本題に入る

歓談の話題が2~3ほど展開すると、やがて話題が途切れる瞬間があります。そのタイミングで本題を切り出してください。「結婚することにしました」ではなく、「結婚を許していただいて宜しいでしょうか」という姿勢が基本です。

本題の後は改めて歓談

本題を伝えたら、改めて歓談を。親の趣味や、女性が子供だったころの様子などを聞いてみるのが喜ばれるかも知れません。くれぐれも自分の話ばかりしないように注意してください。

 

適度な時間を見計らって挨拶を締める

今回は形式的な挨拶なので、あまり長居することのないようにしましょう。訪問から1時間半程度で挨拶を締めるのがベストです。

当日中にお礼の電話をしておく

挨拶を終えて自宅やホテルに到着したら、女性の親に改めて電話を入れ、当日のお礼を伝えてください。あわせて、お礼のハガキを一筆したためると、なお先方の印象が良いでしょう。

こんな時どうする? イレギュラーな事態への対応

以上が相手の親への挨拶の基本。ただし実際には、基本通りに事が進まない場合もあります。以下、よく見られるイレギュラーな事態と、その対処法を確認していきましょう。

「顔なじみだし、挨拶なんていいよ」と言われたら…

原則として、どんな状態であっても親への挨拶には行ないます。ただし、あまりにも日頃から懇意にしている場合は、改まってスーツを着て手土産を持って…、という展開も少々不自然。そのような時は、タイミングを見て「今回は〇〇さんとの結婚を認めてくださり、ありがとうございます」という一言を添えて挨拶に代えましょう。

「当日はスーツなんて着てこなくていいからね」と言われたら…

そのセリフが社交辞令なのかどうかを、まず女性に確認してみてください。社交辞令の可能性が高い場合には、スーツを着用して挨拶に伺ったほうが無難でしょう。本音の場合にはスーツを着る必要はありません。ただしカジュアルすぎる服装は避けるべき。襟のあるシャツを着用する、ジャケットを羽織るなど、常識的な普段着を着るようにしましょう。

「今日は泊まっていったら?」と言われたら…

社交辞令ではない雰囲気ならば、先方の親の提案を尊重し、泊まっていったほうが良いでしょう。ただし、必ずしもそのような展開になるとは言えないので、ホテルの予約は忘れないようにしてください。

お腹に赤ちゃんがいることを切り出すべき?

初めて挨拶に伺うタイミングで、お腹の赤ちゃんの話をするのはやめておいたほうが良いでしょう。事前に先方の親が事実を知っている場合なら、その限りではありません。「赤ちゃんがいる」と聞いたとき、通常、女性の父親は穏やかではありません。女性とその母親との間で、父親に伝える方法を打ち合わせておくと良いかも知れません。

当日、女性の親のことを何と呼べばいいの?

普段から顔なじみがある場合は別ですが、初対面で「お父さん」「お母さん」と呼ぶのは、少々距離が近すぎます。「〇〇さんのお父さん」「〇〇さんのお母さん」と呼ぶようにしましょう。

女性の親から結婚に反対されたら?

その場で無理に親を説得しようとせず、改めて許しを請うタイミングを検討してください。許しをもらうまで、何度でも足を運びましょう。誠実な行動を繰り返していれば、いずれ先方の親は理解してくれるはずです。頑張ってください。